売却時期が査定価格に影響する理由

生産終了時が売りの好機
カメラやレンズを売る際は、できるだけ高く売れるタイミングを狙うことが大切です。
その中でも特に狙い目なのが、旧モデルの販売が終了する時期です。
このタイミングになると、正規ルートでの新品購入ができなくなるため、中古市場での需要が一気に高まります。
すると中古買取市場では旧モデルの需要が急増し、業者も買取強化を行うようになります。
つまり、販売終了の情報をいち早くキャッチすることで、他の時期よりも高い査定金額を得られる可能性が高まるのです。
また、逆に新製品が発売される時期は、旧モデルの需要が減少し、買取価格が下がる傾向にあります。
新しいモデルに注目が集まるため、旧モデルが敬遠されやすくなるのです。
そのため、新商品発売の直前を避け、販売終了の情報が出た時点で素早く売却準備を整えることが、高く売るためのポイントといえます。
ニーズが増える時期に注目
カメラやレンズの需要が特に高まるのは、新生活が始まる春の時期や大型連休など旅行シーズンが到来する頃です。
なぜなら、この時期には入学や就職、家族旅行など写真を撮る機会が増えるため、カメラを必要とする人が一気に増加するからです。
その影響で、カメラやレンズの買取を強化する業者が増え、査定価格も通常より高くなる傾向があります。
とくに4月から5月にかけては需要のピークであり、業者によっては特別なキャンペーンを実施していることもあります。
そのため、この時期に売却すれば、他の時期よりも高値で買取ってもらえる可能性が高くなるのです。
なお、業者の公式サイトには買取価格の目安が掲載されている場合があるため、事前にチェックしておくと安心です。
ただし、その金額は新品同様に近い美品に対して適用されるため、実際の査定では傷や汚れの程度によって減額されることもあると理解しておきましょう。