カメラやレンズを正しく売る方法

正しい清掃と点検の手順
カメラ本体やレンズにはホコリや指紋、皮脂などの汚れが蓄積していることが多いため、査定前に丁寧に清掃することが大切です。
とくに液晶画面や周辺のボタン部分は業者が重点的にチェックするポイントなので、念入りに拭き取りましょう。
ただし、硬いタオルやティッシュは使用せず、カメラ専用の柔らかいクロスやクリーナーを使うのが基本です。
誤った清掃方法では本体に細かな傷がついてしまい、査定金額が下がる原因になります。
レンズの表面にも指紋が付着している可能性があるため、専用のクリーナーでやさしく拭き取ってください。
また、メンテナンスの際にはカメラ本体が正常に動作するかを必ず確認しましょう。
故障していると買取対象外になる場合があるため、シャッターやズーム機能なども念入りにチェックしておくと安心です。
付属品の有無で価値が変動
カメラやレンズを売却する際は、本体だけでなく付属品の有無も査定金額に大きく影響します。
取扱説明書や保証書はもちろん、購入時に同梱されていたレンズキャップやバッテリー、充電器なども揃えて提出しましょう。
とくに保証書があり、保証期間内であれば高額査定につながるケースが多く見られます。
また、これらのアイテムを元の箱にまとめて入れて持ち込むと、第一印象も良くなり、業者側の評価が上がる傾向があります。
購入当初の状態に近づけることで「丁寧に使われていた」と感じさせ、査定額のアップが期待できるのです。
売却を検討している方は、まずどのような付属品があったかを思い出し、漏れなく準備することをおすすめします。
小さな付属品でも揃っていれば買取価格にプラス材料となりますので、ひとつひとつ丁寧に確認しておきましょう。